小牛田は斎の台に山神社(やまのかみしゃ)があります。
元亀2年(1570)に摂津国から陸奥遠田郡の南小牛田村に移り住んだ小山田氏の氏神として遷座されました。寛文2年(1662)南小牛田村で宿駅としての町割りが行われた際、字町屋敷地内に社殿が置かれ、大正時代に現在の場所に移されました。
主祭神は木花佐久夜比売命(コノハナサクヤヒメノミコト)で、明治末に小牛田村の四集落の氏神社の御祭神である天照御大神(アマテラスオオミカミ)、誉田別命(ホンダワケノミコト)、大山昨命(オオヤマクイノミコト)の神々が合祀されています。
古来より良縁・子授・安産・子育並びに山仕事に携わる人たちにご利益があり、18世紀中ごろより伊達家の手厚い保護を受け、仙台藩内外に崇敬信仰が及んでいきました。
(参考文献H20年度「美里まるごとガイド」)
一、ありがたや小牛田の神の救ひこそ うむ度毎に心やすけれ
二、安産をもらさで救う願なれば まいるともがらたのもしきかな
三、産まず女に子授け給う神なれば ゆもじ納め願かけ奉る
四、安らけく授かりし吾子かい抱き 今日こそ行かめお礼参りに
五、幾度も願ひをかくる山の神 遠き国よりはこべ歩みを
「小牛田産神御詠歌」
小牛田産神御詠歌は、各地の山神講の集まりの際、うたわれていました。
山神講は東北地方の広い範囲にわたって組織されている、主としてお嫁さんたちの講です。多くの山神講は、毎年のように講の代表者が山神社へ参拝に訪れ、お札をもらいうけ、講の集まりのときに配布されました。講が行われる日は、その年の宿前のお宅に集まります。かつて、嫁の家族内の地位が低く、外を出歩くということは思うようにいかなかった頃、この日だけは「むら」の人から公認されており、お嫁さんにとっては心休まる一日だったのです。
(参考文献「なるほど小牛田の山の神」後藤一蔵 著)
現在は、県内外から多くの参拝者があります。気候の穏やかな季節や七五三の時期には、着飾った子供たちで大層にぎやかです。大安で戌の日の休日と三拍子そろう吉日には、少子化を疑いたくなるほど、お宮参りの赤ちゃんたちがあふれます。タカラモノを大事に抱えた大人たちもニコニコととろけていて、とても幸せな風景を眺めることができます。
神社参道にて、小牛田まんじゅうを販売しています。(荒天中止)
団体でお越しの際は、前日までに電話(0229-33-3333)等にてご予約ください。
ご予約いただいた分に限り、割引料金にて販売いたします。
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